反社勢力と詐欺は表裏一体


 詐欺は反社会的犯罪である。それをやる詐欺会社は反社会的勢力そのものである。

 

 政府指針でも「詐欺的方法を駆使して経済的利益を追求する組織・個人」が反社会的勢力と記されている(政府指針は法律ではない。念のため)。

 

 詐欺会社はそれ自体コンプラ的にアウトだが、 さらにその背後に暴力団関係者が関与している事件が散見される。

 

 資金をオモテの世界(経済活動)で運用したい暴力団。マトモに銀行からお金を借りられない詐欺師。

 

 両者の利害は一致する。暴力資金を元手に「経済活動」を行う詐欺師。

 

 ただ金利は非常に高い。

 

 だから借りた方(詐欺師)は一気呵成に儲けようとする。

 

 そのために詐欺や違法行為を厭わない「異常な経済行為」を行う。

 

 パクリ屋を例にしよう。取り込み詐欺業者である。

 

 最初は現金取引で徐々に信用を得て、その後、取引を膨らませるタイミングで締め支払(掛け)を要求してくる。

 

 そして大量に仕入れるだけ仕入れて、代金を払わずに逃げる。

 

 食品やトナーなどの消耗事務用品などが多いが品目は多岐に及ぶ。

 

 このパクリ屋ビジネスにおいて、最初は現金仕入となるから、どうしても種銭(軍資金)が必要になる。ホームページや事務所などの費用も工面しなければならない。

 

 この種銭(軍資金)は、闇金や暴力団関係者から調達せざるをえない。マトモな金融機関からお金を借りられないから当然だ。

 

 

 株式市場で暗躍する「反市場勢力」もこれに近い。仕手筋として悪名高ければ金融機関からの調達は難しいだろう。

 

 当然、資金背景はヤミとなる。高利の資金を背景としているから、短期間で暴利を稼ごうとする。

 

 ボロ株(超低位株)を買い占め「仕手株化」させる。頃合いを見て売り抜ける。チャートに異常性が見られるようになる。

 

 或いは、経営権を握って会社に増資をさせ、得た資金をそっくりそのまま反社関連企業に流出させる(架空増資)。

 

 さらには、手形の乱発や乱脈融資など異常の限りを尽くして反社へ資金を流し、乗っ取った企業を死に追いやる。

 

  このように詐欺のような「経済行為の異常性」には、裏に反社関与が潜んでいる可能性が高い。

 

アクティブ株式会社 泉博伸 

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