「贈賄企業は組織的犯罪集団」

 

 

「糾弾テンプレ」を活用したコンプライアンス強化


 

まず、役職員が贈賄で摘発された企業に対する

糾弾のテンプレートをご紹介しよう。

 

■贈賄を糾弾するテンプレ

 

『贈賄は国家を腐敗させ内部破壊させるテロ行為だ。

 

 刑法学で「国家法益」を侵害する犯罪として分類される贈賄は、

 国民の統治機構に対する信認を攪乱させ、

 国家の秩序や存立を危険にする

 国家反逆的行為にほかならない。

 

 この贈賄という反社会的行為を組織的に行う企業は

 「組織的犯罪集団」である。

 

 例えば自社の存立が許認可に依っており、

 その許認可を得るために公務員に贈賄を行ったとすれば、

 もはや犯罪ありきの企業であり、

 実質的に犯罪が目的化している反社会的勢力というほかはない。

 

 法的にも組織的犯罪処罰法6条の2に規定する

 組織的犯罪集団に該当しうるのではないか』

 

このように、贈賄に対しては苛烈な糾弾がなされうる。

 

「テロ」

「国家反逆」

「国家法益の侵害」

「組織的犯罪集団」

「反社会的勢力」

 

過激な「反社ワード」が散りばめられた非難を浴びる。

 

たった数十万円~数百万円の投資(贈賄)で、

政治家や政府高官を取り込め、

大きな売り上げや利益につながるのだから

贈賄には強い誘引が働く。

 

今後も無くならないだろう。

 

しかし、ひとたび摘発されれば、上記のような厳しい糾弾を受ける。

法的に罪を償ったとしても、事あるごとにネット等でほじくり返される。

ビジネスパーソンとしての再起が難しくなる。

 

失うものはあまりにも大きい。

 

終身雇用など崩壊している中で、

自分の人生を捨ててまで、会社の業績に寄与する必要はない。

 

贈賄を防止するために

コンプライアンスを徹底するといっても

抽象的すぎる。ピンとこない。

 

そこで、もっと贈賄防止を自覚させる

アイディアをご紹介する。

 

それは、上記のような糾弾テンプレートを読んだ後、

自分の大切な人の写真を見る。

そして写真を見た後に、再び、テンプレートを読み直す。

これを繰り返す。

 

家族など自分の大事な人を大事にするという、

人間としてのごく素朴な原理原則を徹底化すれば、

割の合わない贈賄や過剰接待に手を染めることは無くなるはずである。

 

アクティブ株式会社 泉博伸

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